ヘルメット治療をやめた話

こんにちは、mimi(みみ)です。

先日、息子(6ヶ月)の頭のヘルメット矯正をしようと思って受診しましたが、結局治療しないことに決めたのでそのことについてお話しします。

ヘルメット矯正とは?

赤ちゃんの頭の変形をヘルメットを着用することで治療することです。

頭の変形から噛み合わせや体幹の歪み、斜視に繋がり、生活への影響があることから、アメリカでは歯科矯正のように一般的だそうです。日本でもこの数年治療する人が増えてきて街中でもヘルメットを着用している赤ちゃんを見かけることが増えましたよね。

受診のきっかけ

東京女子医科大学病院を受診しました。

妊娠中から頭が大きいことを指摘されてはいましたが、4ヶ月健診時に頭囲が成長曲線を大きく超えていることで一度専門医に診てもらうよう指導を受けました。

出産した総合病院で精密検査を受け、病気は見つかりませんでした。

その際、頭の形について気になっていると伝えたところ、ヘルメット治療を受けても良い程度の歪みとのことで、頭蓋変形外来のある女子医大を紹介していただきました。

どう予約した?

病院のHPの予約フォームから連絡先他、初診であること、紹介状を所持しているなど入力します。

後日予約日時についてメールがきます。特にこちらのNG日は入力しませんでしたが1ヶ月弱先の日程に決まりました。

受診当日の流れ

予約時間の50分前に到着。

初診のため診察券等作成し、受診する脳神経外科の受付に着いたのが病院到着から15分後くらい。

待合エリアから中待合に呼ばれたのが1時間15分後。待つ場所が変わっただけで特にすることはありません。

1人目の先生の診察に呼ばれたのがそこから30分後。診察を受け、レントゲン撮影に向かいます。

診察からレントゲン撮影後また脳神経外科に戻るまでは15分。

そこから2人目の先生の診察を受けるまでが1時間。

診察後、会計を終え、病院の外に出る頃には日が暮れていました。

病院到着から全てが終わるまで約4時間半でした。

診察内容

1人目の先生には斜頭など医療用語での頭の歪みについてや治療について説明されました。ですが、パッと見てすぐにレベル2くらいかな〜やらなくて良いと思う!お父さんの方が酷いよ!と言われて拍子抜け。笑

歪みはあるものの、おでこが前に出ている訳ではなく、将来的に体幹に影響するほどではないとのことでした。

治療用ヘルメットのアイメットの説明の紙をもらい、そのまますぐにレントゲンに案内されました。

2人目の先生には、レベル2.5くらいと診断されました。

バンドのようなものを巻いて、より頭の形が分かりやすいように見せてもらったり、耳が2cm高さが違うことを示してもらいました。

その上で、このままよくなることは絶対無いけど、個性として持っていても問題ないとは思う。

と言われ、夫とうーーーーん…となっていたら、

「外で考えて、もしも治療をするならすでに6ヶ月で時間がないから今日このまま市ヶ谷のクリニックでスキャンしてもらいたい。治療しないならこのまま帰っていいよ。もし帰った後に何か心配なことが出てきたら連絡してください。」

と丁寧に名刺をいただきました。

そして夫と話し合った結果、身体のパフォーマンスに影響しないのであれば頭の形は息子の個性として治療はしないと決めました。

待合には同じようなご家族やすでにヘルメットを着用している赤ちゃんがたくさんいて、みんな悩みは同じですね。

悩んでいたらまずは専門家に早めの相談を!

ドーナツ枕やうつ伏せなどでそのうち治るよ〜という意見もあるかと思いますが、先生にはキッパリと

「そういうふうに言う医者はあまり信用しない方が良い。」と言われました。

「やっぱり治らなくて悩んで小学生で受診する子もいるけど、何もしてあげられなくて、とにかく来てくれて良かった」

とお話しされていて、悩んだままでいないで、自分たちで決断できて良かったなと思ってます。

今回、結局我が家は治療をしないことを決めましたが、少しでも悩んでいるようであれば、なるべく早く一度受診してから判断するのが良いと思います。

ヘルメット治療を悩まれている方の少しでも参考になれましたら嬉しいです。

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